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第一種電気工事士と第二種電気工事士の仕事や資格の違い

第一種電気工事士と第二種電気工事士の違い

電気工事士の資格には第一種電気工事士と第二種電気工事士があることをご存知でしょうか。

初めて受験される方には、2つの資格にどのような違いがあり、どちらを受けてよいのかも悩みますよね。

今回は、一種と二種の「仕事」や「試験」の違いについて紹介していきます。

一種と二種の作業範囲の違い

まず、一種と二種では、仕事で作業できる範囲に以下のような違いがあります。

【第一種電気工事士】
事業用電気工作物:一般電気工作物を含んだ範囲と、最大電力500kw未満のビルや工場などの設備工事。

【第二種電気工事士】
一般電気工作物:600ボルト以下で受電している一般住宅や小規模店舗などの設備工事。

第二種電気工事士であれば、建築電気工事が可能になります。
具体的な内容は、エアコンの取付や配線の工事などがあり、作業しているところを見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

第一種電気工事士は、二種より仕事の幅が広がります。
一般的な建築より大型の工事に参加したり、規模の大きいプロジェクトを任されることもあります。

一種と二種の給料の違い

結論からいうと、一種の方が給料が高いです。

なぜなら「資格手当」という資格があるだけで貰える手当に大きな違いがあるからです。

【資格手当の違い】

  • 第一種電気工事士 5,000~60,000円
  • 第二種電気工事士 2,000~30,000円

会社によって異なりますが、一種の資格の方が多くの手当てをもらうことができます。
そこまで差は無いように思いますが、勤続年数が長くなれば長くなるほど、一種のほうが貰える金額が大きくなります。

一種と二種の試験についての違い

一種と二種どちらも資格がなければ工事に携わることができません。

どちらの試験も、筆記と実技があり、合格点は60点以上となります。

第一種電気工事士の難易度は、二種より高いです。
計算問題の難易度が上がり、暗記問題では覚える事が増えるため、筆記問題は特に難しいといわれています。
そのため、合格率は、30%ほどで3~4人に1人という狭き門となります。

第二種電気工事士は、一種よりも難易度が低く合格率も45%なので、2人に1人は合格している試験になります。
電気の基礎知識や配線工作ができれば、合格する事ができます。

初めて受けるなら第二種電気工事士から

今回、第一種電気工事士と第二種電気工事士の違いを紹介しました。

給料を考えれば、第一種の方が良いかもしれませんが、仕事内容や試験内容から見て、初めて電気工事士の試験を受けるなら第二種電気工事士が良いかと思われます。

二種の資格があるだけでも、就職や転職に有利に働きますよ。

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